ごあいさつ
運は天にあり、鎧(よろい)は胸にあり
向陽会会長 背尾 直彦
(全日制26回卒)
2019年より会長に就任いたしておりますD26回生の背尾直彦です。どうぞよろしくお願い申し上げます。
新年を迎え、アメリカ合衆国ではトランプ大統領の就任が決まり、国内では自動車メーカーの日産とホンダの合併が大きな話題になっています。関税を巡る世界情勢も、企業再編が進む国内情勢にも目が離せない1年になります。
さて、表題の『運は天にあり、鎧は胸にあり』は上杉謙信の城の壁書きの一部です。「運は自分では左右できませんが、自らを守ることは鎧を付けるように能力の習得や日々の備えで実現できます」という意味です。この原稿を書いているのは共通テストの採点も終わり、受験生の皆さんが志望大学に出願する間近です。とりわけ受験本番を控えている向陽生の皆さんは目指す志望校に日々準備をされ、合格されることと思います。『運は天にあり、鎧は胸にあり』です。
向陽高校の卒業生は頭脳明晰な方が多く、地域社会でのリーダーとして各界で活躍し、あらゆる業種の中枢でわが国と地域社会の発展・振興に貢献しています。そういう人材の豊富さに驚かされます。卒業生は、3年間向陽で学んだこと、一緒に過ごした仲間、部活での先輩・後輩との友情を大切にし、向陽生であったことに誇りをもって活躍しています。これもまさしく『運は天にあり、鎧は胸にあり』だと思います。向陽会ではさらにその親睦の輪を上下左右に広げて活動しています。
最後になりましたが、会員の皆さまご健勝をお祈り申し上げ、向陽高校と向陽会活動への皆様方の変わらぬご指導とご鞭撻を、加えてさらにご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げ、ご挨拶といたします。